Informed Citizenry
An Informed Citizenry is the Bulwark of a Democracy
よく知らされた市民は民主主義の砦である
トマス・ジェファーソンの言葉に代表される、市民が正しい知識を持って理性的に判断するという民主主義の前提となる要素の一つ。これを全市民で維持することは可能なのかどうかは古典的な議論だったりする
シュンペーター
人民主権は不可能である。大部分の有権者は自分の日常からかけ離れた国家レベルの問題を所詮現実味のないものとして捉えていて、そのような有権者に公共の利益に合致する決定を合意によって導くよう求めるのはそもそも無理である。
人々は個々の政策決定に関わる能力はないが、そのような政策決定を成す能力を持ち、指導者になりうる人材を、選挙で定期的に選ぶ能力なら持ち合わせている
民主制には、強力な指導者を選出し、その正当性を担保する制度という位置付けがなされる
市場としての民主主義
企業としての政治家が提供する権力という利潤を消費する消費者としての大衆。∴デモクラシーとは人民の統治ではなく、政治家の統治である。しかし、それが自由市場であり、民主主義は権力獲得の過程に「競争」という原理を導入する一つの方法として見るべき
人民の意志と称されるものはあり得ないのである。というのもそれはしばしば「コントロールされた意思」に過ぎないからだ。
オルテガ・イ・ガセット
近代社会は理性的な判断能力を持たず、不合理な感情に任せて大勢に順応する「大衆」を生み出す「大衆の叛逆(1930)を書いた。この手の大衆が政治に参加すると、危機的状況に陥る
ウォーラス
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